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山口市阿東の観どころ情報 |
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福厳院の五輪塔 |
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地福山田の福厳院の山門脇に安置されている。安山岩で高さは約95p、形もよく整っており、保存状態もよい。地輪に「賢珍大徳」
「至徳元甲子八月七日」 と刻まれている。大徳とは僧の敬称。至徳は北朝年号で南北朝時代の末期である。五輪塔は塔身といった部分がなく、塔全体が本尊として抽象化したもの。仏像や漢字などは刻まないのが本来で、このように僧名、年月日などが刻してあるのは異例なことである。
この五輪塔は沖田(山田橋の西北、賢珍田という田がある)にあったが、福厳院の裏山へ移し、更に昭和50年ごろ現在地へ移された。 |
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